10/26(日) 第4回「明治の皇室建築(離宮・御用邸・別邸)と邸園文化」

離宮・御用邸は、天皇家の別荘を指します。神奈川県には、現存する葉山御用邸のほかに、かつては箱根に離宮、横浜・鎌倉・小田原・箱根に御用邸がありました。特に葉山は、他に4家の皇族の別荘も集まるロイヤルリゾートとして、そのステイタスを誇りました。
御用邸は、和風建築が主流で、一見質素に見えながら、高い技術と材料によって造られました。その継続的なメンテナンスのため、葉山には大工や建具屋などの職人が集積し、近隣の別荘建築も手がけました。本企画では、葉山御用邸を中心に、天皇・皇族の別荘建築とその生活を図面や日記から探り、湘南の邸園文化の源流を考えます。
講演終了後は、しおさい公園(御用邸付属邸跡)・神奈川県立近代美術館葉山(有栖川宮・高松宮別邸跡)・県立葉山公園(御用邸馬場跡)・主馬寮跡地など御用邸ゆかりの場所を散策します。
10/26(日) 13:00~16:00
雨天開催(豪雨等で中止の場合はPeatexにてお知らせ)
会場 ― 葉山しおさい公園 茶室「一景庵」 (12:45までに葉山しおさい公園正面の湘南邸園文化祭受付を終えて集合、全員で園に入場)
参加費― 2,800円(事前振込、保険料・入館料込み)
定員 ― 40名
申込―第4回「明治の皇室建築(離宮・御用邸・別邸)と邸園文化」 | Peatix
講師― 小沢朝江氏(東海大学建築都市学科教授)
協力―NPO法人葉山まちづくり協会、NPO法人葉山環境文化デザイン集団、ASAL
邸園データ
しおさい公園:葉山御用邸附属邸で、大正天皇が崩御され、昭和天皇が皇位継承された昭和発祥の地。1987(昭和62)年、日本庭園は旧御用邸附属邸の趣を残して開園。
備考
講座終了後に17:00から懇親会を開催します。
会場:葉山茶寮六花(昭和天皇侍医頭、塚原伊勢松の旧別邸)※別途事前申し込みが必要です。