11/18(火) 第6回「箱根の邸園・歴史的名旅館」

箱根温泉は奈良時代に開湯した歴史を持ち、江戸時代には東海道が足柄峠越えから急峻な箱根関所越えに替わって箱根七湯と言われる繁栄を迎えました。明治以降も大自然の中の温泉保養地として交通の整備と共に発展してきました。
箱根には明治以来の斜面地に建つ多層木造旅館や戦後の財閥解体に伴う大別荘の宿泊施設への転用など、木造の大規模な歴史的名旅館が多く存在します。
塔ノ沢は湯本温泉街の奥座敷として大規模な木造3階建て4階建ての歴史的名旅館が早川を挟んで建っています。小沢教授の名講義とともに、休館日の福住楼を探訪し、設え・意匠・建材などを味わい尽くす贅沢な1日を過ごして頂きます。その後、道すがら木造名旅館の外観を見学しながら湯本駅まで歩きます。
11/18(火) 11:00~15:00
雨天開催(豪雨等で中止の場合はPeatexにてお知らせ)
会場——箱根塔の沢福住楼(10:45までに福住楼玄関で受付)
参加費——5,000円(事前振込、保険料、幕内弁当代込み)
定員——50名
申込――第6回「箱根の邸園・歴史的名旅館」 | Peatix
講師——小沢朝江氏(東海大学建築都市学部教授)
協力——福住楼
邸園データ
福住楼:1890(明治23)年創業、福沢諭吉、夏目漱石から阪東妻三郎まで数多くの文人墨客に愛されてきた名旅館。京普請の数寄屋造り、多棟式木造3階建ての客室数17、間取りや室内の造作は全て異なり、特に銘竹を多く使っている国登録有形文化財建築である。