12/6(土) 第7回「横浜の震災復興建築、横浜三塔K/Q/J」

関東大震災では湘南の邸園でも多大な損害を受けました。その後、昭和初期の震災の復興では官庁建築や業務ビルを中心に石造煉瓦造に代わってRC、SRC造が主流になりました。横浜都心部には、それぞれの塔のデザインの特徴から、キング・クイーン・ジャックの愛称で親しまれている県庁・税関・開港記念会館の横浜三塔が震災復興の名建築として現在も存在感を示しています。それぞれの建物は焼損・改造・増築・接収等の歴史を重ねてきましたが、改修・補強・復元等の保存措置により創建時の姿を今も保って現役で機能しています。県庁で本庁舎の耐震補強・改修事業等を担当してきた村島正章氏にお話を伺い、三塔の見学をします。

なお、県庁・税関は執務スペースとして現役であるため、見学には制約があり、県庁本庁舎は9月13日(土)の庁舎公開日(ベトナムフェスタ)に内部の見学ツアーに参加することをお勧めします。
※9月13日(土)の県庁本庁舎見学会は人数把握のため無料チケットを別途お申し込みいただけますと助かります。

 

12/6(土)13:00~15:30
雨天開催(豪雨等で中止の場合はPeatexにてお知らせ)

会場――
講演会:横浜市開港記念会館9号集会室(13:00までに横浜市開港記念会館9号会議室に集合)
見学会:県庁本庁舎見学会9月13日(土)13:00〜14:30(13:00までに県庁本庁舎正門入口の湘南邸園文化祭の旗の下に集合)

参加費——2.800円(事前振込、保険料・会場使用料込み)

定員——40名

申込――第7回「横浜の震災復興建築、横浜三塔K/Q/J」 | Peatix

講師——村島正章氏 (一社)神奈川県建築士会副会長・元神奈川県参事

協力——(一社)かながわヘリテージ

邸園データ
神奈川県庁本庁舎:1928(昭和3)年築SRC造5階地下1階塔屋付。スクラッチタイル張りの外壁と屋根を持つ高塔が特徴、帝冠様式の先駆けとなった。国登録有形文化財。写真には中央にキング、右のクイーン、左にジャックの横浜三塔が見える。