9/20(土) 第2回「城下町小田原の邸園と歴史まちづくり政策」

小田原市で2000年代から進められている邸園をめぐるまちづくりについてみなさんと共有します。湘南邸園文化圏再生構想と軌を一にして、小田原市では2000年から後藤治先生を中心に近代建築の調査と活用が試みられてきました。その間、湘南邸園の仲間たちに多くを学びました。2010年、国の歴史まちづくりの計画策定と清閑亭の実験的開館が重なり、松永記念館や小田原文学館など「邸園」どうしのネットワーク化が始まります。さらに、多くの邸園が年々、開発されるなかで松本邸や豊島邸などの公有化・公開、そうした歴史的建造物を守り伝える職人の育成も進められてきました。こうした四半世紀の歩みを振り返り、これからをみなさんと議論したいと思います。三の丸ホールでの講演の後、城下町の邸園を探訪し、旧黒田侯の別荘だった清閑亭で昼食をとった後、板橋宿の邸園を巡ります。
9/20(土) 10:00~15:00
雨天開催(豪雨等で中止の場合はPeatexにてお知らせ)
会場—三の丸ホール (9:15までに三の丸ホール研修フロアに集合 受付)
参加費—5,000円(事前振込、清閑亭での昼食代含む)
定員—40名
申込――第2回「城下町小田原の邸園と歴史まちづくり政策」 | Peatix
講師—平井太郎氏 弘前大学大学院地域社会学教授・NPO法人小田原まちづくり応援団
協力—NPO小田原まちづくり応援団
邸園データ
清閑亭:黒田官兵衛から14代目・旧福岡藩主家当主・貴族院副議長を務めた黑田長成侯爵の別荘。1906(明治39)年頃の建築、木造平屋一部2階建ての数寄屋造。2005(平成17)年国登録有形文化財2006(平成18)年国史跡2008(平成20)年小田原市取得。